スーパーセブン チタンマフラー
ロータスセブンから派生した過激な車です。
製造はニュージーランド。似た車でバーキン ケーターハム ドンガーブートなどあります。
オーナーの よっしー7
さんから依頼をうけ色々作ったりメンテナンスなどさせて頂いてます
こんな車は、いじってて楽しいですね。
まずはチタンマフラーの製作です。
今回、エキパイはノーマルを使い、サイレンサーのワンオフです。
サイレンサーボディーとエンドパイプはチタンで耐熱性が必要なエキパイとの接合部はステンレスです。
かなり軽量になりました。
チタン部は焼け色を付けてチタンらしくしています。
4輪はバイクと比べて振動が激しいので、ラバーマウントとスプリングでの接合でクラックが入らないようにしています。
今回、車高の調製もして試運転です。
ランポート玉垣店は車の調製ができるように、ベースのコンクリートを水平にしています。こんな時役に立ちます
かなり良い音です。寒いけど全然苦になりませんね。実に楽しい乗り味です。
オイルキャッチタンク製作
オイルキャッチタンクをステンレスで製作しました。
設計の旧いケントエンジンはブローバイも多くオイルキャッチタンクは欠かせません。
ヘッドカバーのオイルキャップは、何故か差し込んでいるだけの構造です。
ブローバイの抜けが悪いとオイルキャップが浮き上がってきます。
ねじ込み式に改造したいところですが今回はそのままで、オイルキャッチタンクのみ製作。
今回製作した物はオイルを溜めるというより、オイルセパレートタンクという構造にしました。
溜まったオイルはエンジンに戻ります。
サーモスタットも低温で開くタイプに交換。サーモスイッチも交換です。
ラジエターも循環式の今時のタイプにしています。
ファンモーターは結構回りっぱなしになりますが、オーバーヒート気味のこの車にはちょうど良い感じの水温になりました。
バッテリー移動 バッテリースイッチ加工
フレーザー7のバッテリーはキャブの下にあり、整備性が最悪。
しかもキャブからのガソリンがバッテリーにかかると危険です。
バッテリーは酸には強いのですが、ガソリンには弱くキャップがぼろぼろに劣化します。
今回はバッテリーの移設とバッテリースイッチの取付です。
右側にあったバッテリーを左側に。ここしか無い、それ以外は入る場所がありません。
バッテリーのベースを製作。フレームに固定します。
エキパイが近いのでステンレスの遮熱板も付けます。
バッテリースイッチは室内から操作する方法にします。
助手席側のインパネ奥にして、基本インパネがすっきりするような位置です。
配線の取り回しをきっちり行なって完成です。取り回しがいい加減だと非常に危険で火を吹きます。
時間がかかりますが、かなりこだわった仕事しています。