バイクショップ ランポートホンダの店長(やっチャン)のしょ~も無い事
スーパーカブのリフレッシュ

またまたこのカブの登場です。。
今年25歳になります。。走行距離は26420キロ
車だと10年で買い替えとなることを考えるといかに省エネ、エコロジかと思う今日この頃
でも、そろそろ足回りにガタが来ちゃってます。。。
もう空中分解の16分25秒前です
オートバイ史上最強の頑丈さを誇っている
アメリカ軍と技術提携している
未来の技術を使っている
宇宙人とクロスライセンスを結んでいる
NASAの新素材を使っている
などアンサイクロペディアでは紹介されてますが、時と言う物には勝てません
さても義臣すぐつてこの城にこもり、功名一時のくさむらとなる。
国破れて山河あり、城春にして草青みたりと、笠うち敷きて時の移るまで涙を落としはべりぬ。
夏草や 兵どもが 夢の跡
と三重県伊賀市出身の松尾 芭蕉が言ってましたのでね
というわけで
メンテナンスをしましょう。
まずは外装を外し

ノーマル状態のスーパーカブだと外すの簡単なんですが・・・
このカブは・・・
マニュアルクラッチ仕様に変更済みの上、ウインカー配線やらヘットライトスイッチを変えているので
メンドイタコメーターの配線辺りで発狂しそうになる訳です

やっとここまで分解しました
まずは、メインディッシュ的なハンドルの部分のラバー交換

これが硬くなると、、、あら不思議
ハンドルがグラグラになっちゃいます。。。
確認の仕方は簡単♪タイヤを持ってハンドルをゆするだけ♪
グラグラだと要交換!!

ここまで外したついでにステムベアリングも交換しちゃいます♪
ここの部分は、だいたい4万~5万キロぐらいでグリス切れなんかでガタが出てきます。
要はメンテナンス命な訳です。。
よくスーパーカブは10万キロもつと言いますが・・・

やる気のないことで世界的に有名なフロントサスペンション
ゴムブッシュが壊れちゃってますorz。。。
25年前に生産されたことを考えると妥当なところか?
さらに
サスペンションアームが。。。
これも多走行のスーパーカブじゃぁよくあることです♪
もちろんパーツは準備済みです

外していった部品たち
この時代のカブやシャリーなんかはステムベアリングがバラバラになるタイプ
でも今回交換するのはバラバラにならない奴です。。
90年代以降の部品を使えば今後のメンテナンスも楽ちんになるハズ?

サスペンションアームも90年以降のモデルのを使ってみました。。。
ニップルが無くなってスッキリ♪
本当はニップル付きのが良かったのですが、残念ながら統合部品となっちゃいました。。。
たぶんホンダ的には壊れるまで乗る奴なんかいないだろう。。と思ったのでしょうね

ついでなんでスイングアームを止めるボルトも交換しました。。
ここまで整備すれば心おきなくエクストリーム乗り回せます♪